はじめに

この記事は KLab Creative Advent Calendar 2018 の 23日目の記事になります。

こんにちは。KLab株式会社クリエイティブ R&DグループのYojiと申します。

2018年7月
弊社クリエイティブ部に新たにクリエイティブR&Dグループが創設されました。

image1

今回は、そんなクリエイティブR&Dグループについて紹介していきたいと思います。

クリエイティブR&Dグループって何?

R&Dって何?あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、
R&Dは『Research & Development』の略称で、技術を調査し開発を行う
研究開発の意味合いになります。
一般的には会社の将来的な技術的競争力を高めるための組織
といったイメージではないでしょうか。

今回、KLabに創られたクリエイティブR&Dは、グラフィックスの分野に重きを置いた
研究開発グループで、高品質のグラフィック表現に向けての研究や、
より効率的なワークフローの構築、最新技術トレンドのリサーチ、
社内共通の制作支援基盤の構築・サポートやツール導入検証、マネジメント手法、
さらにはコンセプトアート創出力向上の取り組みといった、
アートワーク全般にわたる幅広い研究開発をおこなっていくグループです。

そんなR&Dグループを、なぜ創設する事になったのか
少しお話させていただければと思います。
モバイルゲーム業界は供給過多のレッドオーシャンと言われて久しく、
新たな局面を迎える過渡期の時代に入っています。
国内の各ゲーム企業から、毎月数多くの新作コンテンツがリリースされ、
さらには中国や韓国の企業からもグローバル展開される形で、
クオリティの高いコンテンツが日本のゲーム市場に次々と配信されるといった、
各社各国のコンテンツがひしめき合う状況となってきました。

数多くのゲームが溢れるストアの中から、ユーザーの皆さんの目にとまり、
「遊んでみようかな!」と選んで貰うには、面白そうとか、
このキャラクターや世界観が好きとか、選ぶ皆さんの琴線に触れるような、
ゲームの魅力という価値がとても重要な要素になってきます。
魅力が薄いありきたりな物だと、ゲームに触れてもらう事も、皆さんの目にとまり
択してもらう事さえできません。

ユーザーの皆さんに選んでもらえる存在になるためには、
KLabのゲームにしかない魅力という価値を持つゲームを創りたい。
その風景で、そのストーリーで、その音楽で、そのキャラクターで、ワクワクしたり、
ドキドキしたり泣いたり笑ったりと、心を動かすようなゲームを創りたい。
そんな感動を伝える魅力という価値を技術やアートの力で創造していく
エンジンとなるため、クリエイティブR&Dグループを創設するに至りました。

クリエイティブR&Dで追求したい事

KLabでは、漫画やアニメを原作にしたゲームからオリジナルのゲームまで、
沢山の魅力的なゲームを配信しています。
(まだ遊んでない方は、こちらアクセスして是非遊んでみて下さい!)
これらのゲームには、新しいゲームシステムがあったり、楽しい音楽だったり、
原作の世界を楽しめたり、オリジナルの世界観であったりと、
それぞれに魅力的な要素があり、ユーザーの皆さんにも
楽しんでもらえているかと思います。

ゲームは、システムやアクションといった「遊び」の要素、
原作物やオリジナル物といった「絵」や「音楽」の要素、
それぞれの要素が色々な形で組み合わされ、
それぞれのゲームの個性や魅力となって作られています。

原作の世界を楽しめるゲームもあれば、弊社KLabオリジナルタイトルで、
開発中の『禍つヴァールハイト』のように、
KLab独自のオリジナリティある世界観を表現したゲームを届けることも、
私達から提案できる一つの形ではないかと思います。

ゲームの魅力を形作る数ある要素の中から、
今回はクリエイティブR&Dだからこそのアプローチとして、
オリジナリティある世界観の価値の追求という部分に焦点をあて、
KLab独自の世界観を届けるという魅力を、より一層強化していきたいとの思いから、
コンセプトアートを創りだす事に力を注ぐ取り組みを始めました。

コンセプトアートへの取り組み

世界観を創りだす根幹となるものはコンセプトの設計ですが、
コンセプトアートはそのコンセプトを表現する手段として、
一番最初に皆さんの目に触れ世界観のイメージを決定づける核となります。
1枚1枚のコンセプトアートという断片が、パズルのようにはまっていき、
大きな一つのゲームの世界観という姿を現していきます。

魅力的な世界観を創るには、コンセプトアートの力がもっとも必要であり、
それぞれの作品の差が個性となりオリジナルの価値が創られる重要な部分でもあります。
これまで弊社内にはコンセプトアートチームやコンセプトアーティストという
明確な専門職はありませんでした。

職種としてはありませんでしたが、弊社には絵の物凄く上手いイラストレーターや
アーティストが多数在籍していますので、より魅力的なコンセプトアートを
生み出せるようにと、希望者を募りコンセプトアーティストの土壌作りの
取り組みを進める事になりました。

実際のプロジェクトでは、予算もあったりスケジュールもあったり、
社内調整もあったりと、様々な制約に左右されるため、
土壌を育てるツールとしてはなかなか機能しづらい側面がありました。
そういった制約に左右されづらく、コンセプトアーティストを育てる
土壌により適した場として、デモ制作のプロジェクトを立ち上げる事になりました。

デモ制作では、コンセプトの案出しから、実際にコンセプトアートを起こすまでを、
メンバーがそれぞれの裁量で自由に関われ、互いにアイディアを出し合ったり、
レビューをしながら、世界観を創りすすめていく場となっていて、
イラストやアニメの背景を描いてるけどコンセプトアートを描いた事が無かった人から、
ゲームのコンセプトアートを描いてきた人、3Dがメインの人まで、
キャラクター、背景の垣根なく自由に取り組み相互成長の良い機会となっています。

コンセプトアートに限らずグラフィック表現技術含めた、
魅力的な新しい世界や価値を創造するという壁は、
とてつもなく高く険しいという事を日々実感しながら試行錯誤を繰り返してます。
一歩一歩積み上げ挑戦を続けていくことが結果に繋がっていくという事を信じ、
クリエイティブR&Dの取り組みを進めていきたいと思います。

近いうちに、何かしらの形で皆さまにお届けしたいと計画していますので、
発表があった際は、あっ!この事を言っていたんだと
思い出していただければ幸いです。

KLabが創る、KLabにしか創れない、魅力的な世界をユーザーの皆様に
届けられる日が来る事を願ってスタッフ一同頑張っていきます。

クリエイティブR&Dコアメンバーの募集します!

少し宣伝。そんなクリエイティブR&Dグループでは現在コアメンバーを募集中です。
これまで何を経験し積み上げてきたかも確かに大事ですが、
これから何をやりたいか・実現したいかのビジョンを持ち、推進していく力を
一番大事にしています。

魅力あるゲーム体験を創りだす事を目標に、一緒に面白い仕事をしていきましょう。

特に以下の職種を積極募集中です!

R&Dグループ/3Dキャラクターアーティスト
R&Dグループ/3D背景アーティスト
R&Dグループ/テクニカルアーティスト
コンセプトアーティスト

その他の職種も絶賛募集中なので、以下のページから是非応募ください。
KLab中途採用ページ

今回はコンセプトアートへの取り組みの話しがメインとなりましたが、
次の機会ではグラフィック表現についての話しも掲載させていただければと思います。

明日のKLab Creative Advent Calendar 2018 の 23日目は、TAIGAさんです。

よろしくお願いします。